歴代の受賞作

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2020年代の長編アニメ賞

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2020年代 | 2010年代↓

受賞 ノミネート
2024 3月11日(月)発表
  • 「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」 スパイダーマン:スパイダーバース
    2019年のオスカーで長編アニメ賞に輝いた「スパイダーマン:スパイダーバース」の続編。
    前作では、アニメ表現の新境地を拓いた。 コミックがそのまま動き出したかのような映像。 テイストの異なる画風を一つの作品に落とし込む斬新なスタイルは、 画期的だった。

    空前のアート映像作品

    今回は、その映像表現がさらに大きく進化した。 1000人のアニメーターが参加。 人間らしい絵の質感が活かすため、CGへの依存を減らし、人間のマンパワーで絵を描くことを重視した。 その結果、空前のクオリティを持ったアート映像作品に仕上がった。
    映像の良さにとどまらず、エンタメとしての面白さも抜群。 批評家と一般観客の双方から極めて高い評価を得た。

    多数のスパイダー

    複数の異次元空間が並行する世界(マルチバース)が舞台。 主人公の少年マイルスが、この世界に足を踏み入れ、過去の漫画及び映画シリーズで登場した多数のスパイダーマンに遭遇する。
    次回作(3作目)「スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース」も一体的に制作された。

    ロード&ミラー

    プロデューサーは、前作に続き、米国アニメ界きっての黄金コンビとして知られるフィル・ロード&クリス・ミラーが務めた。監督作として「LEGO ムービー」「21ジャンプストリート」、プロデューサー作品として「ミッチェル家とマシンの反乱」などが有名。
     監督:ホアキン・ドス・サントス、ケンプ・パワーズ、ジャスティン・K・トンプソン
     配給:ソニー
     長さ:2時間20分
    【ノミネート有力部門】
     長編アニメ賞
     視覚効果賞
     作曲賞
    【前哨戦での受賞】
    ・クリティクス・チョイス賞
    ・アニー賞 作品賞
    ・米国映画評議会議賞(NBR) アニメ賞
    ・ワシントン批評家賞
    ・視覚効果協会賞(アニメ部門)
    【評価】
     ロッテン・トマト:95%(最新→
     IMDB:8.6(最新→
     メタクリティック:86%(最新→
     レターボックス:4.5(最新→
    ■北米興収:3億8100万ドル
    ■製作費:1億ドル
    動画集を開く▼ <予告編▼>


    <挿入歌「コーリング」▼>



  • 「君たちはどう生きるか」 君たちはどう生きるか
    【国:日本】
    ジブリの宮崎駿監督の10年ぶりの新作。 2013年の「風立ちぬ」を最後に引退すると表明していたが、2016年にこれを撤回し、製作に臨んだ。

    視覚的味わい

    作画開始から完成まで異例の7年という長期間を費やし、マイペースで丹念に作り上げた。 絵のクオリティの高さは健在。 人物などの滑らかな動きや美しい背景美術など、視覚的な味わいに満ちている。
    ジブリ一覧→

    巨匠の復帰を大歓迎

    海外でも高い評価を集め、 引退したはずのレジェンドの復帰に、全米のアニメファン、映画ファンが沸き上がった。 賞レースでは「ニューヨーク批評家賞」「ロサンゼルス批評家賞」など、長い歴史と権威を誇る賞でアニメ賞を獲得。さらに、ゴールデングローブ賞アニメ部門でも最有力「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」に勝つというサプライズを起こした。

    歴代ジブリで最高の米興収

    商業的にも世界的に成功した。アメリカ(北米)における興行収入は、ジブリ映画として歴代1位を記録。 それまで1位だった「千と千尋の神隠し」の3倍以上を稼いだ。 (参考:河端哲朗氏)

    過去に2度受賞

    過去のオスカーでは、2003年に「千と千尋の神隠し」が長編アニメ賞を獲得。 さらに2015年には宮崎監督が個人として名誉賞を授与されている。
    <ジブリ映画のオスカー歴>
    作品 部門
    2003 「千と千尋の神隠し」
     宮崎駿監督
    アニメ賞受賞
    2006 「ハウルの動く城」
     宮崎駿監督
    アニメ賞ノミネート
    2014 「風立ちぬ」
     宮崎駿監督
    アニメ賞ノミネート
    2015 「かぐや姫の物語」
     高畑勲監督
    アニメ賞ノミネート
    2016 「思い出のマーニー」
     米林宏昌監督
    アニメ賞ノミネート
    2017 「レッドタートル ある島の物語」
     フランスとの共同製作。監督はオランダ人のマイケル・デュドク・ドゥ・ビット氏。
    アニメ賞ノミネート
    2017 「君たちはどう生きるか」
     宮崎駿監督
    アニメ賞ノミネート
     監督・脚本・原作:宮崎駿
     プロデューサー:鈴木敏夫
     配給:GKIDS
     英題:The Boy and the Heron
     製作国:日本
     長さ:2時間4分
    【ノミネート有力部門】
     長編アニメ賞
     作曲賞(久石譲)
    【評価】
     ロッテン・トマト:97%(最新→
     IMDB:7.6(最新→
     メタクリティック:91%(最新→
     レターボックス:4.0(最新→
    【興行収入】
      北米:4200万ドル
      世界:1億5900万ドル(最新→
    【前哨戦での受賞】
    ・英国アカデミー賞 アニメ賞
    ・ゴールデングローブ賞 アニメ賞
    ・ニューヨーク批評家賞 アニメ賞
    ・ロサンゼルス批評家賞 アニメ賞
    ・フロリダ批評家賞 作品賞、アニメ賞、作曲賞【3冠】
    ・シカゴ批評家賞 アニメ賞
    ・ボストン批評家賞 アニメ賞
    ・フィラデルフィア批評家賞 アニメ賞&外国語映画賞【2冠】
    ・サンディエゴ批評家賞 アニメ賞
    ・ロンドン批評家賞 アニメ賞
    動画集を開く▼ <予告編▼>


    <主題歌:米津玄師「地球儀」▼>



  • 「マイ・エレメント」
    マイ・エレメント
    コロナ禍以降、ピクサーの映画は劇場公開されず、配信のみだったが、本作は映画館で上映。 アメリカでは公開当初は興行成績が悪かったが、 口コミで高評価が伝わり、ロングランとなった。 日本でもヒットした。
    評論家のレビューは、ロッテン・トマトで「支持率74%」。 ピクサーにしてはイマイチだった。 しかし、観客の評判はおおむね良かった。
    【評価】
     ロッテン・トマト:74%(最新→
     IMDB:7.0(最新→
     メタクリティック:58%(最新→
     レターボックス:3.3(最新→
    動画集を開く▼ <予告編▼>


    <エンドソング:Superfly「やさしい気持ちで」▼>


    <劇中歌「Steal The Show」▼>



  • 「ニモーナ」
    ニモーナ
    (Netflix)
    【配信:ネトフリ


  • 「ロボット・ドリームズ」
    ロボット・ドリームズ

受賞作 ノミネート
2023 「ギレルモ・デル・トロのピノッキオ」

ギレルモ・デル・トロのピノッキオ

【配信:ネトフリ

「シェイプ・オブ・ウォーター」(2017年)でオスカー作品賞を受賞した鬼才ギレルモ・デル・トロによる最新版ピノキオ。ミュージカル。Netflixにとって初の長編アニメ賞となった。

ストップモーション・アニメ

嘘をつくと鼻がのびる木の人形の冒険物語。人形や物体を少しずつ動かしながら撮影していく「ストップモーション・アニメ」の手法を用いた。独特な作風と完成度の高さが絶賛された。

中止の危機をネトフリが救う

トロ監督の個人的な情熱によってプロジェクトがスタート。何度も中止寸前に追い込まれたが、Netflixが資金を提供したことで製作にこぎつけた。

ジブリの影響

日本の怪獣やアニメなどをこよなく愛するトロ監督だが、本作をつくるにあたっては、ジブリのアニメ作品を意識したという。

配給:Netflix
制作:Netflixアニメーションほか

<前哨戦>
・クリティック・チョイス賞
・英国アカデミー賞
・アニー賞
・シカゴ批評家賞
・ゴールデングローブ賞
・ヒューストン批評家賞
・ハリウッド批評家賞
  • 「マルセル 靴をはいた小さな貝」
    Marcel the Shell with Shoes On
    ※インディー映画。ロッテン・トマトの批評家支持率98%で年間トップ級。しゃべる貝殻であるマーセルが、はぐれた家族を探す。心温まる系。
    配給:A24
    【前哨戦での受賞】
    ・ニューヨーク批評家賞
    ・米国映画評議会議(NBR)
    ・アニー賞 独立系アニメ賞
    ・ハリウッド批評家賞 独立系映画賞


  • 「私ときどきレッサーパンダ」
    私ときどきレッサーパンダ
    【ピクサー】
    ※ポップな成長物語。主人公はカナダのトロントに住むアジア系少女(13歳)。友たちとオタク活動に励む一方で、厳格な親が敷いたレールに乗っかり、本当の自分を抑えている。ある日突然、レッサーパンダに変身する。舞台は2002年。日本のアニメへのオマージュがたっぷり。
    ・フロリダ批評家賞
    ・トロント批評家賞
    【配信:ディズニープラス


  • 「長ぐつをはいたネコと9つの命」
    長ぐつをはいたネコと9つの命
    【ドリームワークス】
    (日本公開:2023年3月17日)
    ※「シュレック」シリーズから派生した物語。2011年の「長ぐつをはいたネコ」の続編。命が9つある猫プスが主人公。冒険を重ねて8回死んでしまい、残りは1回に。


  • 「ジェイコブと海の怪物」
    ジェイコブと海の怪物
    【Netflix】
    ※怪物を退治しようとする船乗りと、1人の少女の冒険を描く。水や怪物の質感の表現が称賛された。
    【配信:ネトフリ

2023年の全部門→
2022 「ミラベルと魔法だらけの家」
(ディズニー)

 ミラベルと魔法だらけの家

ディズニーの60作目の長編アニメ。傑作「ズートピア」の監督コンビによるミュージカル。米ミュージカル界の第一人者・リン・マニュエル・ミランダが音楽を手掛けた。

ディズニーらしい映像の質の高さ。本格ミュージカルとしての良質さも評価された。

説明→

 予告編→

 吹替版(Amazon)→

 字幕版(Amazon)→

(公開:2021年11月26日)
  • 「ミッチェル家とマシンの反乱」
     ミッチェル家とマシンの反乱
    (ソニー)
    説明→
     予告編→
     Netflix→
    (公開:2021年4月23日からNetflix配信)
    ※斬新さあふれる一作。ストーリーの面白さや独創性を重視する人たちに支持され、アニメ界の最高峰・アニー賞でも作品賞を受賞した。「スパイダーマン:スパイダーバース」でアニメ賞を獲得した米ソニー・ピクチャーズ アニメーション製作。

  • 「あの夏のルカ」
     あの夏のルカ
    (ピクサー)
    説明→
     予告編→
     字幕版(Amazon)→
     吹替版(Amazon)→
    (公開:2021年6月18日)

  • 「FLEE フリー」
     フリー
    【デンマーク】
     予告編→
    説明→
    ※ アニメ・ドキュメンタリー。デンマーク作品。アフガニスタンからデンマークへ難民としてやってきた男性の実話に基づく。アヌシー国際アニメーション映画祭で、作品賞(長編グランプリ)を受賞。
    (公開:2022年6月10日)

  • 「ラーヤと龍の王国」
     ラーヤと龍の王国
    (ディズニー)
     予告編→
     吹替版(Amazon)→
     字幕版(Amazon)→
    (公開:2021年3月5日)

2022年の全部門→
2021 「ソウルフル・ワールド」
(公開:2020年12月25日、ディズニープラス配信)

ソウルフル・ワールド

ピクサーの歴史の残る傑作の一つと称賛された。
事故で命をおとし、ソウル(魂)になった男性が主人公。 彼は音楽教師で、長年の夢だった音楽家としての演奏デビューのチャンスが目前に迫っていた。 現世に戻る冒険の中で、生命と向き合う。
コロナの影響で劇場で公開されなかった。 2020年に始まった動画配信サービス「ディズニープラス」で公開された。

予告編→

字幕版(Amazon)→

吹替版(Amazon)→

動画配信(ディズニープラス)→

レビュー動画(ツッチ)→
2020 「トイ・ストーリー4」

(ピクサー)

トイ・ストーリー4

 字幕版(Amazon)→

 吹替版(Amazon)→

2010年代の長編アニメ賞

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受賞作 ノミネート
2019 「スパイダーマン:スパイダーバース」

(公開:2019年3月8日)

スパイダーマン:スパイダーバース

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 予告編(吹替版、Amazon)→
2018 「リメンバー・ミー」

リメンバー・ミー

2017 「ズートピア」

ズートピア

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2016 「インサイド・ヘッド」

インサイド・ヘッド

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  • 「思い出のマーニー」
     日本/ジブリ/米林宏昌監督
    ※米林監督にとって2作目の長編アニメ映画。 長編アニメの製作からの引退を宣言した宮崎から次代を託された形となった。 プロデューサーは、これまた若手の西村義明。
    新しいチームは、宮崎・高畑監督、鈴木敏夫プロデューサーらジブリの巨匠たちから学んだことを踏襲しつつ、新しさを追求した。
    原作は、イギリス児童文学『思い出のマーニー』。 ジョーン・G・ロビンソンの古典的な名作である。 それを、夏の北海道を舞台にしてアニメで描いた。
  • 「アノマリサ」
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  • 「父を探して」
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  • 「ひつじのショーン バック・トゥ・ザ・ホーム」
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2015 「ベイマックス」

ベイマックス

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2014 「アナと雪の女王」

アナと雪の女王

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2013 「メリダとおそろしの森」

メリダとおそろしの森

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2012 「ランゴ」

ランゴ

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2011 「トイ・ストーリー3」

トイ・ストーリー3

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2010 「カールじいさんの空飛ぶ家」

カールじいさんの空飛ぶ家

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2000年代の長編アニメ賞

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2010年代↑ | 2000年代

受賞作 ノミネート
2009 「ウォーリー」

ウォーリー

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2008 「レミーのおいしいレストラン」

レミーのおいしいレストラン

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2007 「ハッピー フィート」

ハッピー フィート

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2006 「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」

ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!

 Netflix→
  • 「ティム・バートンのコープスブライド」
     Netflix→
  • 「ハウルの動く城」
     日本/ジブリ/宮崎駿監督
2005 「Mr.インクレディブル」

Mr.インクレディブル

 予告編(Amazonビデオ字幕版)→

 吹替版(Amazonビデオ)→

ピクサーが製作した愛と冒険のファンタジー。ヒーロー一家のきずなを描く。

世界を救うことを禁止されたスーパー・ヒーロー、Mr.インクレディブルは、ボブ・パーとして保険会社で働く。妻子4人もスーパー・パワーを隠して暮らしている。 陰謀に巻き込まれたボブを助けようと家族が協力する中で、失っていた家族のきずなを取り戻していく。

最先端の技術を導入して、人間の肌や髪の毛、衣服などを表現、リアルな映像を実現した。
2004 「ファインディング・ニモ」

ファインディング・ニモ

 予告編(Amazonビデオ字幕版)→

 吹替版(Amazonビデオ)→

カクレクマノミの父親が人間に捕まった息子「ニモ」をナンヨウハギのドリーと一緒に捜す旅にでる冒険ストーリー。

カクレクマノミのマーリンは、バラクーダに襲われて、愛する妻とたくさんの卵を一瞬に失った。マーリンは、一つだけ残った卵から生まれたニモを愛するあまり、ニモがうんざりするくらい心配性。ニモは仲間たちに臆病(おくびょう)者とからかわれ、マーリンが止めるのを聞かずに人間のボートに近づいて、ダイバーに連れ去られてしまう。マーリンは、親切だが極度に物忘れがひどいナンヨウハギのドリーと一緒に、ニモを捜す旅に出る。一方ニモは、歯科医の水槽に他の熱帯魚とともに入れられた。歯医者の姪(めい)のプレゼントにされると知って、魚たちは何とかニモを逃がそうと計画する。

この後、お話がいろいろあってハッピーエンドなのだが、この「いろいろ」の細工がお見事。マーリンとドリーの爆笑珍道中。子を思う親の気持ちと、親を求める子の一念は、涙を誘わずにおかない。シーンごとにきちんと起承転結を作る巧みな筋運び。大きな目と口、ヒレで表情を作り、いかにも魚らしい動きで水中のリアリティーを失わない。ドリーをはじめ脇役も魅力的。エンドロールも見逃せない。子供向けと侮るなかれ。シッポの先までぎっしりアンコが詰まり、大人もうならされること請け合いである。アンドリュー・スタントン、リー・アンクリッチ監督。1時間41分。

なお、日本の今敏(こん・さとし)監督(当時40歳)のアニメ「千年女優」「東京ゴッドファーザーズ」の2作は、いずれもショートリストに入っていたが、ノミネートされなかった。
2003 「千と千尋の神隠し」

千と千尋(ちひろ)の神隠し

【監督】宮崎駿

日本のアニメ史上、最高傑作と評される。 アニメどころか、実写を含めた全邦画の中でトップ級の名作という評者も多い。

海外でも歴史的な高評価を得ており、 英BBCが2016年に世界の映画評論家の投票で選んだ「21世紀の偉大な映画ランキング」では、 堂々の4位に入った。 また、2017年に米紙ニューヨーク・タイムズが選んだ「現時点での21世紀ベスト映画」でも見事に2位に選ばれた。

日本のアニメとして初めて米国アカデミー賞の長編アニメ賞に輝いた。 ベルリン国際映画祭でも最高賞の「金熊賞」を獲得した(「ブラディ・サンデー」とのタイ受賞)。

商業的にも空前の大成功となった。 国内興行収入は「タイタニック」を追い抜き、歴代トップとなった。 2020年に「鬼滅の刃(きめつのやいば)無限列車編」に抜かれるまで、20年近くにわたって歴代1位の座を維持した。

家族向けファンタジー。宮崎駿監督が生み出したユニークな幻想的世界が展開される。 見事な絵力。日本各地に伝わる民話を踏まえて作られたという。

題名の「千と千尋の神隠し」の「千尋(ちひろ)」とは主人公の少女の名前であり、「千」は千尋のニックネーム。 「神隠し」とは、子供が急に行方不明になること。昔、神のしわざだと考えられていた。

それまでの宮崎作品の主人公は、明るく前向きなキャラクターが多かった。 そして優れた能力を持っていることが多かった。 しかし、本作の主人公・千尋は映画の冒頭で、むくれ顔でしゃべる。ひ弱な体つきだ。 「普通の女の子」のイメージ。

そんな彼女が、1人で非日常的な別世界へと迷い込む。 様々な困難にぶつかるうちに、眠っていた力が呼び覚まされていく。 わずか数日の異次元体験の中で、大きな変化を遂げることになる。


【あらすじ】
10歳の少女・千尋は、両親と一緒に、都会から田舎へと引っ越すところだ。 転居先の家へと車で移動しているときに、不思議な山の中に迷い込む。 テーマパークのような昔の日本の町だった。 両親と離れ離れになってしまう。 行き着いた先はお風呂屋さんだった。 このお風呂屋さんは、様々なお化けが、疲れを癒すお店だった。 店を経営するのは、「湯バーバ」という魔女。千尋は、生き残るために湯バーバの下で働き始める。

【長さ】2時間5分
【興行収入】316億8000万円
【声優】柊瑠美、入野自由、夏木マリ
【脚本】宮崎駿
【主題歌】「いつも何度でも」(歌手:木村 弓)
(参照:ジブリ一覧

<予告編>


<主題歌(木村弓)>
2002 「シュレック」

シュレック

 Netflix→

人を食べると噂されるモンスターのシュレックが、仲間たちとともにドラゴンの城に捕らわれているフィオナ姫を救い出す冒険ドラマ。 ウィリアム・スタイグ原作の同名ベストセラー童話の映画化で、全編にCG処理を施したスペクタクル大作だ。

製作総指揮は、ドリームワークスの設立メンバーで、ディズニー時代に「美女と野獣」「アラジン」などを手掛けたジェフリー・カッツェンバーグ氏(50)。声優にはキャメロン・ディアス(28)、マイク・マイヤーズ(37)ら人気スターの担ぎ出しに成功した。


アカデミー賞専門サイト「Oscar Watch」では、
アカデミー賞のアニメ賞の歴代受賞作品に関する情報を提供しています。


アニメ賞の編集担当より挨拶

こんにちは、歴代アカデミー賞の情報サイト「オスカー・ウォッチ」の編集を担当しているWEBクリエイトと申します。このたびは、オスカーウォッチをご覧いただきありがとうございます。
当サイトは、アカデミー賞の専門情報サイトとして、アニメ賞など各部門のデータをまとめております。 また、歴代の作品賞の受賞作の中で、最も評価の高い映画についての投票も行っております。 なお、このページは、アカデミー賞のうち、日本でも注目度が高い「アニメ賞」のページになります。アニメ賞は、2002年からスタートした比較的新しい部門です。受賞作品は日本でも同じみのものばかり。 2003年には、ジブリの宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」が受賞しています。ぜひ、当サイトをご参考にして下さい。